【英語勉強】初心者が心得るべき3つのコツとは?

英語に苦手意識はありませんか?
それは、日本語と違う文法や発音などが壁になっているのかもしれません。

しかし、英語といっても、日本語と同じ言葉。
英語圏では子どもでも当たり前に使っているものです。

実は、日本人が英語を勉強するにはいくつかのコツがあります。
それではあなたに、その勉強法を伝授していきましょう。

英語を勉強する初心者がハマりやすい落とし穴とは?

これから英語論文を書こうとする研究者の方で、英語初心者の方がやってしまいがちな2点をまずはみてみましょう。

いろいろな勉強法を手当たり次第に試す

ネットや口コミでいくらでも見つかる英語の勉強法。
出会ったそばから飛びついていませんか?

しかし、勉強できる時間には限りがあるもの。
手あたり次第手をつけていては、どれも中途半端になってしまい、結局は何も身につきません。

また、どのような勉強法が自分に合っているのかもわからなくなります。
自分にとって一番効率のいい勉強の仕方も全くつかめずじまいになるでしょう。

間違った文法がクセになってしまう

まずは英語の基本5文型をきちんと理解していますか?
主語と動詞、目的語と補語の組み合わせですが、日本語にない考え方なのでここでつまずく人も多いようです。

基本的な文型は5つ、さらに時制は12個ありますが、これらを正しく理解していないと、いつまでも間違った英語を使ってしまうことになります。

一度クセになると直すのに時間がかかるので、英語の文法ルールをしっかりと習得したうえで勉強を進めていくことが必要です。

特に英語論文をジャーナルに投稿する際、文法のミスはリジェクトの原因となります。
英文添削を依頼すればミスのない綺麗な文章にしてもらうことは可能ですが、自身でも理解をして綺麗な英語の文章が書けるように取り組みましょう。

英語学習では2つのポイントを重視!

英語学習の際は以下の2つのポイントを重視して進めていきましょう。

文章を書く、声に出すなどアウトプットを意識する

心理学的に人は、自分の身体を動かすことが記憶につながるとされます。
パソコンのキーボードでなく紙とペンを使って手で英文を書く、黙読するだけでなく声に出すことを実践しましょう。

また、実際に文章にすることでスペルミス、冠詞の抜け、時制の不一致などの単純な失敗を防ぐことが可能です。

声にすることで発音やイントネーションを正しく覚えられ、覚えてさらにアウトプット。
このループで、英語は確実に上達します。

日本語と違う英語ならではの文法ルールを把握する

当然ながら英語と日本語では文法が異なるもの。

日本語では主語と述語の間に目的語が入る文末決定性がありますが、英語では主語と述語(動詞)が近い位置にあり、その跡に目的語や補語が続く関係性となっている上、名刺や動詞を就職する語句の入り方も異なります。

こうした基本的な事柄から文法ルールを把握することで英語が論理的にわかるようになるのです。

それぞれの文法に則した例文を見ながら覚えると、より理解しやすいでしょう。

なお、英語論文の場合、好まれる文章の書き方があります。
論文執筆の際に押さえておきたい文法の特徴や学び方についてはこちらを参考にしてください。


効率的な英語勉強のコツ3点!

英語を勉強する際のコツを3点ご紹介します。

完全無料もアリ!英語勉強のアプリはぜひ活用を

辞書や参考書、問題集や単語帳よりも、持ち歩いている時間が絶対に長いスマートフォン。
これを英語の勉強に利用しない手はありません。

英語勉強用のアプリをインストールして使えば、単語も文法もリスニングも通勤などのスキマ時間に、いつでもどこでも英語に触れられます。

ほとんどのアプリは無料で使えるうえ、ほんの短い時間でも効率的に英語が勉強できるよう工夫されています。
しかも、アプリはインストールすれば今すぐでも活用可能。

チリも積もれば山となることが実感できるでしょう。

英語問題集は自分のレベルに合わせて選ぶ

たとえば英検2級にやっと合格した人が、準1級を飛ばしていきなり1級の問題集に挑戦するのは無謀ですし、今さら3級や4級の問題集をおさらいするのは無駄でしかないでしょう。

難しすぎれば英語が身につかないばかりでなく、 やる気も削がれてしまいます。
逆に易しすぎればいくらでも解けますが、成長が見られません。

現在の自分の実力より少しだけレベルを上積みした、TOEICなら100点ほど高いくらいのちょうどよい英語問題集にチャレンジするのがコツです。

論文やニュース記事などフォーマルな英文を読み込む

天声人語が日本語の現代文の教材にされることも多いです。
英語にも同じように、正しい英語のお手本となるものがあり、それが論文やニュース記事。

特に英語圏の国営・公共メディア、権威の高い学術誌は、文法も正確で非常に参考になります。

最初はとっつきにくいかもしれませんが、カンタンな英文だけでなくこうしたフォーマルな文章に触れる機会も、正しい英語の勉強のコツだと思って増やしていきましょう。

特に、英語論文を書く方なら自身の研究分野の論文を読むことで、最新情報のアップデートもできます。
英語論文ならではの、アカデミックイングリッシュに触れる良い機会になりますので、ぜひ英語論文も積極的に読んでみましょう。

まずは実践!英語のおすすめ勉強法

英語のおすすめ勉強法で実践していただきたい方法を3つご紹介します。

短くていいから毎日英語で日記を書く

大事なのは自分の手で文章を組み立ててみること。

たとえば「今日はカップのコーヒーが飲みたかったので、自宅近くのコンビニに買いに行った」程度のカンタンな文章でも、英語で書くためにはbecause節やto不定詞、時制の一致といった英文法の理解が不可欠です。

修飾語をどこに置くかで迷うこともあるでしょう。
「コンビニ」を正確に書くため辞書を引くことも必要になるかもしれません。

こうしたアウトプットの実践は、同様に頭の中で英文を自作するスピーキングの勉強のコツにもなるはずです。

英語のニュースや映画、ドラマを観る

最近はBS・CS放送や、サブスクリプションのテレビ配信など、英語の番組を見られる手段がいくらでもあります。

最初は日本語字幕付きでもかまわないので、英語のニュースや映画などを視聴してみましょう。

海外ニュースのチャンネルでは主にフォーマルな英語が勉強できますし、映画やドラマのチャンネルでは会話で多く使われる文体が学べます。

特に映画などでは、日本語字幕と比べることで英語からどう意訳されているかもわかります。

慣れてきたら字幕を消して観るようにすれば、ネイティブの英語が自然に身についてくるでしょう。
楽しみながら実践するのが長く続けられるコツです。 

英語の歌は歌詞を見ながら聴き、一緒に歌う

英語の歌を、まず歌詞を見ずに聴いてみましょう。
ほとんど聴き取れないかもしれませんが、何回か聴いたら次は歌詞を見ながら聴き、一緒に歌ってみましょう。

歌うのもコツの一部です。
「ああ、こう言っていたんだ」とわかると同時に、リズムに乗った発音やイントネーションと一緒に英語の意味が一気に頭に入ってくるはずです。

特に流行のK-POPでは、同じ曲が英語バージョンと日本語バージョンで歌われているケースが多くあります。聴き比べて意訳の方法などに活用するのもよいでしょう。

まとめ

好きでないものを得意にするのは難しいものです。
何か英語を好きになれる突破口を探しましょう。

映画や海外ドラマ、英語の歌や小説、何でもかまいません。
たとえば野球が好きだったら、メジャーリーグの試合中継を観戦するのもよいでしょう。

そこから英語のスポーツニュース番組、現地記者が書いた英語の記事へと範囲を広げていけば、かなりの英語通にもなれるはずです。

英語を勉強するための突破口は意外に身近なものです。
ここで紹介したコツを押さえながら、あなたに向いた勉強法を見つけてください。

英語を得意にして英語論文の執筆をよりスムーズにしていきましょう。

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