手軽に英作文の添削!英文添削ソフトの選び方

ソフトは機械的だし、融通がきかないから使いにくそうと考えている人こそ、ぜひ一度英作文添削ソフトをお試しください。近年の添削ソフトは性能も飛躍的に向上し、初期の頃のようにいかにもプログラムらしい添削ではなく、文脈をきちんと理解したうえで英文を直してくれるようになりました。

単なるリライトだけでなく英語の学習にも役立つように開発されているため、使っているうちに自然とネイティブの英語力を身につけることができます。

 

ソフトの英文添削にどこまで求めるのか考えよう

英作文添削ソフトはその性能と用途に応じていくつかのグレードに分けられます。初級者向けのものは、リーズナブルな価格で手に入り、性能が良く専門的な添削に特化した製品はそれだけ高価になります。この場合の性能とは、修正基準に使われるデータベースの規模や修正判断の的確さを指します。リーズナブルなソフトだから使いにくいわけではありませんし、値段の高いものほど万能というわけでもありません。

企業の専門業務で使うものなのか、個人で使用するものなのかによっても求められる性能は異なります。プログラムごとに得意分野がありますので、あらかじめどんな種類の添削をまかせたいのかを細かいところまで決めておきましょう。たとえば、科学系の雑誌に載せる英文を添削させたいのであれば理系に特化したものを、文芸的な趣のある英文の添削であれば文系に強いものを導入するなど、業務形態に合わせた製品を選ぶと精度をより高めることができます。

 

ソフトの使い方にも種類がある

添削ソフトには大きく分けて理系と文系があることはすでに御説明しました。最近では、学術的で堅い文章からくだけた英作文まで、幅広い文体のリライトに対応できるようになっています。同じビジネス用添削ソフトでも、日常業務でよく使われる語彙に重点を置いたものから、ビジネスメールに限定したボキャブラリーを収録したものまで種類はさまざまです。

そのため、添削ソフトを導入する際にはその製品の特性をよく理解し、業務の方向性と本当にマッチしているかを慎重に選ぶ必要があります。

添削ソフトを評価するうえで注目すべきなのは、添削のクセです。プログラムである以上、リライトの基準や使用するボキャブラリーには少なからずクセがあります。言ってみれば「ソフトの習性」とも解釈できるもので、その習性が自社のニーズに適うソフトを選ぶことが最重要課題となります。購入後にミスマッチに気づくことにならないよう、事前に製品の性能や評価をリサーチして、慎重に導入をはかりましょう。

 

優秀なソフトを見分けるチェックポイントとは

コンスタントに新製品が開発される英作文添削ソフト。その性能を正確に見きわめるには、どのようなポイントに着目すれば良いのでしょうか。その性能は、プログラムとしてあらかじめ組み込まれているデータベースの精度次第と言っても過言ではありません。

データベースには修正対象とすべき膨大な数のデータが登録されています。読み込んだテキストを英単語単位あるいは文節単位に分解し、データベースに収録されたボキャブラリーと照合することで修正対象かどうかを判断しています。「どのように修正するか」ということもまた重要な要素で、こちらも特性によって違いが出てきます。性能を簡単に見抜く方法は、テストしてみることです。

誤字や文法ミスを織りまぜた英文を複数の添削させ、ミスの指摘率を比較してみるのです。なお、読み込ませる英文は同一のものにしましょう。修正率が高いソフトのほうがより信頼できると言えますが、文脈の理解度なども評価に入れる必要があるため、判断にあたってはいくつかの基準を用意しておくと良いでしょう。

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