英語添削のニーズはいろいろ。どのようなことが出来る?学生は使える?社会人は?添削ができるサービス内容を詳しくご紹介!

学生や社会人など、英語の文章を書く理由は様々です。
自分が書いた英文に自信がない時や、海外の大学受験、大切なビジネスシーンなどで英語を使用しなければならない時など、添削サービスはとても頼もしい味方です。

この記事では、高校生、大学生、社会人が英語の添削サービスが必要な時、できることや便利な点など、添削サービス内容について詳しく解説します。


英語添削サービスはどのようなことが出来る?


ひとくちに英語の添削サービスと言っても、利用する人のニーズによって様々です。
一般的に日本人がよく間違えやすいのはa、theの冠詞や不規則動詞の活用、前置詞、複数形などですが、これらは英語のスキルがネイティブ並みに高い人やネイティブから添削をしてもらうと、より自然な表現にすることができます。

英語の添削は学生と社会人によっても利用する目的や内容が違うので、年代別に添削サービスをどのように利用できるかについて解説します。

依頼者が高校生の場合:留学の論文添削やスピーチなど


高校生は英語の宿題で英作文をしたり、海外の大学に留学するために小論文の提出が必須だったり、何かと勉強に関連する英作文が必要です。

海外の大学受験の論文


海外の大学を受験する前にTOEFLやIELTSなどの英語力の認定試験のスコアを求められますが、どちらのテストにも必ずエッセイという英作文のテストが含まれます。

このような時、自分で英文を書いているだけだと、なかなかスコアを伸ばすのが難しいです。添削サービスを受けると、自分が書いた英文のどこが不自然なのかが明確になり、よりネイティブの英語に近い英文に直してもらえます。

例えば、英語のエッセイはイントロダクション、一般的に2〜3つのパラグラフで構成されたボディパラグラフ、コンクルージョンで構成されています。

これらには、Firstly(またはFirst of allなど)やSecondly、Finallyなどを使って文章を構成しますが、このようなルールを始め英語として、自然な表現にしえもらえるのが添削サービスです。

英語論文


英語でのスピーチコンテストや宿題でだされる論文など、学内や学校外の活動にて英語で文章を書くことがあります。

このような時にも添削サービスを活用すると文章が見違えるほど、正しい英語表現にしてもらえます。スピーチで使われる英語も、エッセイと同じ文章構成です。

エッセイとスピーチには、そのエッセイを読んだ、あるいは聞いた人を納得させる文章内容であることが求められます。
そのため、海外の大学受験だけでなく、国内の難関校受験に向けて英語力をアップすることもできます。

相手を説得するのにふさわしい英語表現になるよう、添削サービスを受けることがオススメです。

高校生にオススメの英語添削


近年では、精度が高い英語添削が簡単に受けられるようになりました。

登録すれば無料で添削ツールが使えたり、月額使用料がたったの数百円で利用ができたりするので、大学受験の論文や英語のスピーチコンテスト、国内の難関校受験のための英語力アップなど、英語を使って何か重要なことをするならば是非活用しましょう。

英語添削 IDIY(アイディー)


IDIYは世界で英語を使って仕事をしている教師、翻訳家、通訳、校正者などが添削を担当しています。サービスは24時間オンラインで受け付けているため、添削が必要な時にいつでも利用できます。

IDIYは大学受験対策として日本文を英文にする、英語の長文を読んで要約する、何かの写真をみて意見を述べる、英語の慣用句などに対して意見を述べる英作文のトレーニング、英検、TOEFL、IELTSなどの英語試験対策に便利。

希望すれば分かりやすいコメントをつけてくれるので総合的な英語力の底上げにもなります。
利用料金は1回166円〜。価格も比較的お手頃な点もメリットです。

LAND-8(ランゲート)


Land-8は自分で書いた英文をネイティブスピーカーが添削してくれる、SNSの相互学習プラットフォームです。

現在では世界中で40万人の人々がLand-8のプラットフォームを利用していて、世界中の英語ネイティブユーザーが英文を添削してくれます。
日本語から英文にした英語表現と、英語を母国語として普段使っている英語表現の違いがわかるので、自然で正しい英語の表現を学習できます。

高校生にはうれしいことに利用料金は無料で、登録すればすぐに利用可能なので日常的に活用できます。

依頼者が大学生の場合:課題の英文レポートや論文など


英語の授業が、高校生の時よりも難しくなる大学の授業。特に英文科を専攻している学生にとっては英作文の機会もかなり増えることでしょう。

英語の課題やレポート、各種の論文を書いている時、自分が書いた英文が正しいかどうかを確認する意味でも添削サービスは便利です。
そのため大学生にオススメの添削サービスをご紹介します。

課題の英文レポート


大学の課題では、学部によって英文でレポートを書く機会も多くなります。
特に、英文科や英語に関連する学部では、英文レポートは日常的と言っていいほど提出しなくてはいけません。

また、交換留学や海外大学に進学した学生は、英文レポートだけでなく、全ての提出物が英語で書かれたものになるため、正しい表現が必要になった時に添削サービスはとても頼りになる存在です。

特に、英語を母国語にしている国に留学をしていると、自分が知らなかった英語表現に毎日のように遭遇します。

大学の課題は毎日のように授業のレポート提出が求められるため、自分よりさらに英語力が高い人に添削をしてもらうことで自分の英語力アップにもつながります。

英語論文


英語の論文スタイルは、TOEFL、IELTSと同じです。
しかし、大学生が書く論文になると、ボディパラグラフの部分が増える上、論文内容も高度になります。

大学によっては、入学後、留学生には英語の授業を追加で受講しなければならない学校もあるため、論文を英語で書く数が圧倒的に増えます。
それぞれの科目の授業で論文を書くため、それぞれのクラスに対して適切な論文を書く必要があります。

大学では学位を取得する時に論文の提出を求められますが、正しい英語表現だけでなく、論文としての構成のセオリーなども考えなくてはいけません。

そのため、単語や表現がより複雑になることもあるので、第三者に見てもらえる添削サービスはとても便利です。

大学生にオススメの英語添削


ここで紹介する英語添削サービスは、国内・海外の大学生をサポートしてくれるうえ、どれも手頃な価格設定で、かつ大学生で求められるレベルに合った添削してもらえるサービスです。

英語試験ライティングセンター


英語試験ライティングセンターは、あの英検を運営している会社が提供している添削サービスです。

英検準一級、英検一級を対象にした添削サービスなので、英検受験者には是非オススメしたいサービスです。英作文は、自分ひとりで勉強をしていると表現の幅にも限界があり、なかなか間違いにも気づくことができないもの。

このような時、英語に長けている第三者から添削をしてもらうと自分が書いた英文がブラッシュアップされた表現にしてもらえます。

添削後、その英語表現を使う習慣を身につけるとバリエーションも増えて、表現力が豊かになります。
英語は単語だけでも、同じ意味の同義語が多数あります。

どのような時、どの単語を使うのがより自然なのかを含め、普段ネイティブスピーカーが使う英語表現を日本で身に着けられるのが添削サービス。
このように、英語のライティング試験でスコアアップを目指している人は、文法だけでなく、論文としてスコアが取れる構成のセオリーや、接続詞、表現を学ぶ必要があります。

料金も1回480円~と、リーズナブルなのも魅力です。

フレーズフレーズミー


瞬間添削で有名なフレーズフレーズミーは、チャットやメール、会話などで英語表現に困った時、その場で知ることができるのが特徴です。

英語は、添削、文法理解、反復の繰り返しで上達します。自分の英作文をさらに良くするためには、ネイティブのように英語力が高い人から添削してもらうことがとても有効です。

しかし、一方で日本語が全然理解できないネイティブスピーカーは英語の微妙なニュアンスを添削することは出来ても日本語のニュアンスを理解することは難しく、自分が考えていた英語表現とは違う表現になってしまうリスクもあります。

このような時、ネイティブスピーカーよりは、英語にも日本語にも長けたバイリンガルに添削してもらった方が便利でしょう。

フレーズフレーズミーは、日本語も理解できるバイリンガルスタッフが添削をしているので、最初からネイティブに質問するのは心配な人にとってオススメです。

依頼者が社会人の場合:英語プレゼンテーションやレポートなど


ビジネスの場面で、社会人が英語で書類を作成する必要がある場合、完璧な英語表現をすることがビジネス成功のために必須となります。

そのため、高い専門性を求められるケースも多いことでしょう。ここでは、社会人が利用できる添削サービス内容とオススメの添削サービスをご紹介します。

英語プレゼンテーション


ビジネスで大切な取引を始める時、自社のサービス内容や、商品などを取引先にプレゼンテーションすることは多々あります。

このような時、プレゼンテーションされた英語の資料内容やスピーチが完璧な英語表現であれば、取引先からの信頼を勝ち取ることができます。
英語のプレゼンテーション資料は、長文を書くより短くインパクトがある表現の方が理解しやすいので、簡潔で端的に説明された方が好印象です。

しかし、日本人にはそのような英語表現をすることは難しいと感じる人も多いでしょう。

自分のプレゼンテーション資料を添削してもらうことで、英語資料をネイティブが好みのパンチの効いた、説得力のある英語にレベルアップできます。

悩む前に添削サービスを利用してみましょう。

英文レポートや契約書


ビジネスのレポートは、正確で簡潔にまとめられ、かつ文法やスペルミスがない高いクオリティのものが求められます。
スペルミスはワードやエクセルの添削機能を使うと便利ですが、正しい英語表現かの確認には添削サービスが確実です。

また、レポート以外にも契約書などは、そのフォーマットにふさわしい表現が必要になります。
これらの英語は法律を専門にした人でないと正式文書用の表現にすることは難しいので、添削サービスで契約書の添削スキルを持つ専門スタッフに添削してもらうことをオススメします。

英語論文


医学、薬学、歯学、生命科学、農学、工学など各分野の研究者が論文発表する時には、専門性が高いエキスパートのネイティブから添削サービスを受けることで論文のクオリティが高まります。

英語の論文は、英文誌に投稿することが前提であることが多く、そのジャーナルの対象読者も同様に専門性が高いエキスパートのネイティブスピーカーに設定されているのが一般的です。

そのため、彼らが論文を読んだ時、自然に読める表現で書かれていることがポイントです。

社会人にオススメの英語添削


このように、社会人が英語の資料や論文に必要な英語力は俗にいう英語ランクのプロフェッショナル、ネイティブレベルであるものが求められます。

そのため、専門用語にも強い添削サービスを提供する添削会社を選びましょう。ここで紹介する会社は専門性が高いネイティブのエキスパートが添削を担当しています。

EDANZ(エダンズ)


「専門性が何もなく、単に英語ができるだけのネイティブスピーカーでは校正者になれない」ことで有名なedanzは、その通り校正者全員が専門性の高いネイティブです。

さらに、研究者を支援するサービスも提供しているため、原著論文をはじめレビュー論文などの論文作成や投稿準備をすることも可能です。

論文を執筆できる=各ジャーナルのレベルで論文を添削できる、というのがedanzの特徴で、投稿している論文も医学会で権威性が高い「THE LANCET」など多数のジャーナルに投稿、掲載をされています。

添削分野も医学、歯学はもちろん、がん(オンコロジー)や薬学に特化したサービスも提供しています。

EDITAGE(エディテージ)


専門性が高いネイティブとバイリンガルが添削を担当しているeditageは、論文内容の専門にマッチした校正者が添削を担当しています。

添削は、AIを使った最先端の技術を使用して論文精度や一貫性をチェック後、バイリンガルの翻訳者も修正漏れがないかをダブルチェックし、この段階で自然で読みやすい表現、正しい文法や文章構成に添削します。

そのうえで2名のネイティブが各論文のニーズにマッチしたクオリティに仕上げています。
添削のランクもスタンダード英文校正から最高峰のトップジャーナル英文校正まで、利用目的によって選べます。

英文添削サービスは利用するべき?


英文添削は、様々な目的のために利用されていますが、必ず添削サービスを利用すべきなのでしょうか?
高校生や大学生の毎日の課題レベルなら、登録なしで使用できるような無料の添削ツールを使えば十分に対応できます。

社会人の場合は、毎日返信が必要なビジネスメールや何かの問い合わせ・連絡に必要なビジネスチャットの場合でも有料サービスを使わなくても十分かもしれません。

しかし、適切な文法や文章構造で、正しい英語表現で書かれるべき各分野の論文や、ビジネスの契約書、レポートなどは添削サービスが必須であると言えます。

特に、学術論文は書かれた内容も難易度が高く、専門性が高いネイティブが添削することで世界レベルの英語論文にすることができ、表現の面が原因で評価がされないというリスクを抑えられます。


各ジャーナルは、それらの対象読者にふさわしい英文のクオリティを求めていますので必ず高い専門性と英語力を兼ね備えた添削サービスを受けることが重要です。

この記事をシェアする

Categories

【免責事項】※このサイトの掲載情報については独自に収集した内容が基になっていますので、最新情報や詳細は、各英文添削サイトの公式ホームページをご確認ください。