薬学論文の書き方と注意点

論文の基本的な構成は「序論」、「本論」、「結論」という三要素で成り立っています。薬学の分野では特に実験や研究内容を含みますので、いかに読み手に伝わりやすく書かれているのかが重要となります。

英文の場合はさらにシンプルな文章で表現することが重要ですので、作成にはかなりの根気が必要となるでしょう。とはいえポイントを押さえることでその進捗度合いも完成度も大きく変わってきますので薬学論文に必要な構成と注意点をしっかり確認しておきましょう。

構成は医学論文と同じ

医学論文は、既存の研究についてや課題などを述べる「緒言(Introduction)」、どのような研究を行ったのかという詳細を述べる「方法(Methods)」、その研究結果を客観的に述べる「結果(Results)」と、結果に対して自分の意見を述べる「考察(Discussion)」、論文の内容をまとめる「結論(Conclusions)」で構成します。

前半部分には「タイトル(Title)」や使用する「キーワード(Keywords)」、後半部分では研究に協力してくれた人物や企業などを記す「謝辞(Acknowledgements)」、「引用や参考文献(References)」や作成した図表や写真等をまとめる「図表(Tables and Figures)」を加えますので、薬学でも基本的にこれと同じ構成で作成が可能です。

薬学論文を書く際の注意点

まず注意しなければならないのは、論文はそれを投稿するジャーナルの規定に沿って書いていく必要があります。構成だけでなく、文字のフォントや記号、ピリオドの有無などが細かく指定されていて、その規定が守られていないという理由で却下される場合がありますのでしっかりと確認しましょう。

また、タイトルはとても重要です。新聞の見出しのように、一目見ただけでその内容が把握できるように体言止めで作成しなければなりません。必要なキーワードを用意し、不要な言葉はできるだけ削除して簡潔にまとめましょう。

また本文は曖昧な表現を避け、シンプルな文章で書きましょう。特に英語でのライティングとなると、どうしても関係代名詞などを用いて長文にしてしまいがちですが、論文ではスッキリとした短い文章で書かれていることが重要な要素なのです。

論文を書いたら英文添削を

書きあがった論文は翻訳会社を利用し添削を依頼しましょう。医学や薬学の論文を得意としている翻訳会社では校閲者や翻訳者が医療に携わる仕事の経験者や、元医療関係者などで構成されています。そういった翻訳会社を選ぶことにより、基本的な英文の修正だけでなく、医療従事者からの視点で校閲してもらえるので、内容をより一層ブラッシュアップすることが可能です。

専門用語の多い医学や薬学においては特にこの添削が重要となってきます。また、投稿に必要なカバーレターの作成を行っている会社もあります。エディターが最初に目を通すカバーレターの内容は、本文を読んでもらうための重要なアピール方法です。どんなに内容の良いものであっても、このカバーレターひとつで印象を左右され目を通してもらえないなどということもありますので、合わせて依頼すると良いでしょう。

まとめ

やはりその専門性から一筋縄では書き上げられないのが薬学論文です。細かな規定もさることながら、いかに読み手に伝わりやすいよう工夫して作成していかなければならないうえ、英語という第二言語での執筆となればその苦労もひとしおです。しかし、最終的に医学、薬学の分野に特化した翻訳会社での添削を利用することでそのの完成度を高められることがわかりました。

また、エディターへのカバーレターの作成なども含め万全の体制でサポートしてもらえることで「受理される論文」に仕上げることができますので、やはり第三者の校閲、校正はメリットが大きいと言えそうです。

この記事をシェアする