Webサイトで英語から日本語に翻訳すると文章が変になる理由

今はSNSなどにも翻訳機能が付いており、そこをクリックするだけで日本語訳が出てきます。翻訳アプリなども増えていますが、英語から日本語に変換した際に、日本語として成り立っていないというか、何ともおかしな文章になってしまうのが現状です。正確に翻訳してくれるサイトやアプリはあるのか、またなぜおかしな変換になってしまうのか、検証してみましょう。

翻訳サイトで英語→日本語で訳すとどうなるか

翻訳サイトで特におかしいのが英語から日本語に訳した時ではないでしょうか。文章として成り立っていなかったり単語の意味自体が違っていたり。英語っていつもこんなに変なことを喋ってるの?と思ってしまいそうです。しかしこれは日本語と英語の文章スタイルに大きな差があることが原因なのです。

例えば、好意を持っている人に対して日本語だと、好きですとシンプルに伝えるのが通常です。これが英語だとI_like_youです。直訳すると、私はあなたが好きです、となりますが、日本での日常会話ではこんなに丁寧に言うことはまずありません。簡単な文章でもこんなに違いがあるのですから、長文であればあるほどおかしな翻訳が増えてしまうのです。

なぜおかしな文章になってしまうの?

翻訳機能には正しく訳す機能が付いていないのでしょうか?そもそも翻訳サイトやアプリはコンピューターで成り立っています。コンピューターの指示通りに単語の意味を置き換え、そのまま並べているというのが現状です。つまり文章全体の意味を考える機能がないので変な文章になって訳されてしまうのです。

日本語は複雑な言い回しが多いことも原因でしょう。また、先程のI_like_youのように、英語には必ず主語があるのに対し、日本語の日常会話ではほとんど主語は略されます。この違いも翻訳機能を混乱させる原因です。日常会話における文法構造が大幅に異なっていること、英語の単調な文法に対して日本語の言い回しが複雑であること、それらにシステムが追いついていないことが原因です。

翻訳サイトは使わないようにすべき?

正しく翻訳されないのであれば、翻訳サイトは避けるべきなのでしょうか。今のところ、おかしな文章になってしまうのは英語から日本語に訳した時が多いようです。日本人の使用頻度として高いのはその逆なので、あまり問題がないようにも思います。

しかし、日本語から英語に訳す際も、時々おかしな文章になることがあります。原因として考えられるのは、日本語ではあまり馴染みがない主語が抜けていたり目的語が曖昧だったり、句読点の有無も関係してくるようです。日本語を正しい英語にしてもらう際には、主語と目的語を必ず入れること、そして正しい場所で区切り句読点をきちんと入れること、この2点を守ることで今の翻訳サイトの機能は正しく働いてくれるはずです。

まとめ

結論から言いますと、現在の翻訳機能は100パーセント完璧ではないということです。人間の脳が考えているわけではなく、あくまでも機械なので、システムの組み方によって出来ることと出来ないことの差はどうしても生じてしまいます。英語が単調であること、それに対し日本語が複雑であること、この語源の差は埋まるものではありません。正確さを求めるのであれば、ネイティブ講師などの人間がきちんと添削してくれるサイトを利用した方が確実でしょう。

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