経済学の英語論文は他の分野と何が違う!?

英語の論文を書く時には、いくつかポイントがあるのですが、経済学の論文を書く時はさらに気をつけたいポイントがいくつか存在します。それによって論文の読みやすさやが変わりますし、学術的な雑誌に掲載したい場合は、決まった書式やテクニックがないと、最悪の場合は受付すらしてもらえません。英語論文の、特に経済学の論文の書き方について見てみましょう。

英語論文の構成には基本的な形がある

英語論文の構成には基本的な形があり、それに当てはめながら作成しましょう。順番に挙げると、タイトル、要旨、序論、メソッド、結果、考察、結論です。参考文献があれば、結論の後に記載しましょう。タイトルはその論文がどんなものかを、読み手に適格に伝わるものでなければいけません。

次に、要旨とは論文の要点のことです。一般的には300語ぐらいと言われています。序論では研究をするに至った背景や研究の方法について書きましょう。メソッドでは検証方法を、結果では検証の結果や新たな発見について書くのですが、図や写真なども使うとわかりやすくなります。

考察は研究結果の意義や研究の結果、新たにできた課題について述べます。結論はこれまでの論文を総括する所です。これらの基本形の流れを守って、英語論文を書いてみましょう。

経済学の論文の場合の特徴

様々な分野で論文は書かれますが、経済学は他の分野よりも異なる点が存在します。例えば、歴史系の論文では参考文献や関連のありそうな他の研究者の論文などを読み込み、その中から資料を集めて、「こういったことが言えるのではないか?」という結論になることが多いです。研究する時代が現代と離れるほど、「おそらく」の範囲を抜けることはできません。

また、医学系ですと、研究進めば必ず結果がでます。研究の方法は実験を重ねることで得ることができます。しかし、経済学ではお金の流れと、社会の関わりの話になることが多いですよね。さらに経済は、人間による完全な操作が今のところ必ずできるものではないので、医学分野のような実験することで明確で現実的な結果を得ることも難しいです。

経済学の論文を書く時に注意すべきこと

経済学の論文を書く場合、気をつけたいことをご紹介します。まずは構成です。考えるまま論文を書くと、だらだらとした文章になりがちです。論文を書くための頭の整理として行うのは問題ありませんが、本番の文章を書く前に、問題意識をどこに感じたのか、また考察分析方法や、その結果とそれによって問題意識は解決したのか、この大きく4つのポイントを満たせるか考えましょう。

次に、読み手を意識することです。経済学も様々な分野があります。専門用語の使い方や頻度は適切かを確認してください。必要ならば専門用語をかみ砕いた表現にすることも必要です。

最後に参考文献です。研究を進めていくと、なにかしらの資料も必要になってきますが、はじめのうちは手をつけないことをお勧めします。ある程度結論が見えてきた段階で参考程度に読みましょう。

まとめ

英語論文を書く時は基本的な構成を意識して書くとまとまりよく、読み手にも伝わりやすいものになります。また、経済学の英語論文は他の分野とは少し違う所があり、研究の仕方も違ってきます。そのため、論文のテーマとなる問題提起、研究方法、そしてその結論が導かれるまでに手間を要します。

そして、英語論文を書く時にはいくつか注意事項があり、それらを守ることでより完成度が高い論文にすることができます。

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