【これから論文を書く人向け】英語論文の構成をと書き方

論文においては常に規定があり、それを守った論文こそが読まれることになります。条件を満たしていない論文というのは、選定対象にさえあがることができないのです。せっかく内容の面でよくできていても、構成がしっかりと練られていなければ、素晴らしい内容も読み手には伝わっていきません。構成を書き方を学ぶことは、論文の内容を考えることと同じくらい重要なことなのです。

タイトル、要旨、序論の書き方と注意点

英語の論文においても重要とされているのがタイトル、要旨、序論です。この出来で論文が決まると言っても良いくらいに重要な部分になってきますので、慎重にかつ念入りに構成していく必要があります。

まずタイトルですが、これは論文における顔の部分になりますので、10語~20語程度で、自分の伝えたいテーマや論文の内容が簡潔にわかるようなタイトルをつけることを心がけましょう。

次に要旨は自分が最も伝えたいこと、論文における核になる部分になります。ジャーナルによっては投稿規定で文字数が決められている場合もありますので、よく確認しておくことが大切です。短く簡潔に自分の論文の要旨を書くことを心がけ、おおよそ200語~300語でまとめましょう。

序論はいわば論文の骨組みの部分になります。論文でいう全体の流れをまとめておくところになります。

メソッドや結果、考察の書き方と注意点

論文においてのメソッドと、結果、考察はどのような点に力を注いでいけばよいのでしょうか。

まず論文におけるメソッドは、定義した問題に対しての検証方法について書いていきます。同じ問題に対しても、アプローチの仕方は人によって多種多様になってきますので、この項目を丁寧に作っていくことは他の論文と差別化を図ることができます。

次に結果ですが、検証方法から得られた結果を論じていきます。図や写真などのデータを用いながら、わかりやすく、的確な文章を使っていくことが重要です。すでに起こった過去の事象を説明する項目ですので、過去形で記載するということを頭に入れておきましょう。

最後に考察です。考察では、結果を受けての自分の考えを示します。自分なりのメソッドを使い、望む結果、または予想通りの結果が出たのか、出なかった場合はどのようなことが原因だったのかを論じていきます。視点を変えた考察や、そこから見えてきた課題なども記載しておくと、次の展望が見えてきますので、最後まで丁寧に書いていくことが大切です。

参考文献や付録の書き方と注意点

論文を製作するにあたって、すでに解明されている事実などは参考文献から引用してくる必要があります。その際に必ず作っておかなければならないのが、参考文献の項目です。参考文献において注意しておくべき点は、大前提として正確にどの部分を引用したかを明記することにあります。引用したものが、論文の場合、著者、論文名、雑誌、巻、ページ、発行年を書き、本の場合は、著者、章名、編集者名、本の名前、出版社名、ページ、発行年を明記する必要があります。これらは正確に載せる情報でありますので、校正においては何度かにわけて慎重に校正しておく必要があります。

付録は、本文では記載できなかった図表やデータなどの補足情報を載せておく項目になります。ただ、補足したいからといって長くなりすぎないようにする注意が必要です。

まとめ

小説などに起承転結があるように、論文にも構成というものがあります。読みやすく、受け入れられやすい論文というのは、まず構成からして読み手のことが考えられています。内容を精査していくことも大切ですが、その内容も、読み手にわかってもらわなくては論文としての機能を果たすことができません。構成まで考えている余裕がないと思わず、構成こそ時間をかけて練っていったほうがよい部分の一つになってくるのです。

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